乙川畜産食品株式会社が選ぶ肉は、
高品質・安心安全・高いコストパフォーマンス・安定供給というポイントを全て兼ね備えています。
それが出来るのも、30年以上競り場で牛を見てきたプロによる目利きの技や、
熟練の技術と機械によって効率化された生産システム、
そして何より多くのお取引先様がいらっしゃることを強みに
仕入れと供給のバランスを保ち、高品質の肉を提供し続けることが出来るのです。
弊社では、消費者様が安心してお肉をお召し上がりいただけるよう、厳格な食品安全と品質の管理制度を示す国際的な基準であるSQF認証や、給餌や動物性医薬品投与などの生産情報が開示されていることを示すJAS認証を受けています。また、最も優れた食肉牛を競り落としたとして表彰される全国肉用牛枝肉共励会名誉賞など、数々の表彰をおかげ様でいただいております。
加工室には、オゾン発生装置(酸素を原料として窒素酸化物等の有害物質を含まないオゾンを生成し殺菌脱臭を行うもの)や除湿器が完備され、各現場に入る際は手洗い除菌を行い、エアーシャワーを通過する構造となっております。加工した製品は僅かな金属片にも反応する金属探知器を通すなど、徹底した安全管理体制をとっています。
競り場に参加して30年のベテランバ
イヤー。乙川畜産食品が扱う肉全て
の仕入れを担当。自身も飲食店を食
べ歩き、その経験も活かしつつ肉の
見極めをしている。
「競りは勝負です。狙った牛を競り落とせなかった時は、悔しくてたまりません。」
日本で最も取扱高が多い東京食肉市場センタービル。毎日600頭ほどの牛が流れてくる中、目利きをできる時間は一瞬。肩切りされた部分を見て全体の肉の質を見極めるのは至難の業です。血統・銘柄・体形などあらゆる視点から、多くの方に求められる肉を競り落とします。
と畜・解体され、格付された枝肉が並ぶ競り場で、競りの免許を持った者のみが競りに参加します。
徹底的に衛生管理されたビル内にて、競り落とした肉が専用レーンフックで自動で運搬されます。
その後の加工や枝肉納品まで、自社保有の冷蔵庫(枝庫)スペースにて保管します。
1頭ずつ、熟練スタッフが枝肉から素早く解体し、徐骨作業も同時に行います。
受けたオーダーに沿って肉を部位ごとに分け、余分な骨や筋などを取り除き、お店の求める規格に合わせて整形加工します。
ベルトコンベアで流れてきた加工後の肉を、オーダーに沿っているか、異物が無いかなど人の目で検品します。
加工後の肉はすぐに真空パックされ、新鮮な状態を保ちます。
サーチコイルを二重構造にした精度の高い金属探知機によって、
注射針や金属片など微細なものが混入していないかチェックします。
機械で計量後、製品ごとにラベルを貼り付け、
ラベルによって製品がシステム管理されます。
製品によって、冷蔵庫あるいは冷凍庫で最適な温度で保存します。
自社内で最も大きい製品冷蔵庫では、フォークリフトによって製品を運搬します。
各拠点に自社食肉冷蔵車・冷凍車を配置。新鮮な状態のまま全国のお客様にお届けします。